桃色ウミウシ、桃子のつぶやき

なんだか面白い体験談が続々、愛したい事柄、旅、ティータイム、ハープ音楽など英語言葉を絡めたノンビリ屋さん、桃子のブログを発信します!

医療ケアの一環、心身へ癒しの音色、ハープ・セラピーとは?~ What’s Harp Therapy? ~

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こんにちは。

桃色ウミウシ、桃子です。 

皆さんは、ホスピス・病院や、介護センター・子供センターなどで、ハープや他の楽器演奏を見かけたことがありますか?待合ロビーや、病室、分娩前後の休憩室、 授乳室等で、癒されたい、または癒されなければならない人達のために、演奏者が音楽療法のセラピストとして静かに活躍しています。そして患者さん達だけではなく、そこで働いている人達、訪れた家族や友人達も癒されているのです。

遠い昔、1万年以上前に存在したという伝説の大陸・アトランティスでは、天使たちが神々の癒しのためにハープを奏でていたと伝えられており、さらに旧約聖書の「サムエル記」には、古代イスラエルの王ダビデが病に倒れたサウル王をハープの演奏で癒したと記されています。このようにハープは神話や伝説、聖書にも登場し、「癒しの象徴」「病を治す神秘の楽器」として、西洋絵画にも数多く描かれて来ました。 

日本でも正倉院の宝物の中に現在のハープの原型ともなる竪琴、百済琴(くだらごと)があります。他にも、他国の文化を受容し花開いた天平文化の象徴する品々の中に貴重な遺例として竪琴、箜篌(くご)があります。古代に中国、朝鮮半島、日本などで用いられましたが、中世以降に姿を消したため今では大変珍しい楽器になっています。日本では琴といえば、大和琴大正琴などがあげられますが竪琴、ハープも古い時代から日本にあったのです。

さて、音というと、一般には「耳に聞こえるもの」ですよね。人間の耳は、通常20~2万ヘルツ程度の周波数の音しか聞こえないそうですが、実はそれ以外の範囲の音も皮膚を通して体に伝わってきます。例えば、20ヘルツ以下の超低周波音を長時間浴び続けると健康に悪影響が及ぶとされています。一方、生命にとって好ましい音も存在し、それらは耳から脳までの狭い領域でなく細胞レベルにまでダイレクトに届き、神経機能や内分泌機能、免疫機能を高める働きがあると考えられています。

実際に音が植物に与える効果の実験があります。下の写真を見て下さい。2つのガラスの花瓶に菊の花を入れ、2つの室内環境を使用します。部屋の広さ、採光、温度、湿度をほぼ同じ条件にして48日間の実験をしました。

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↑ 実験で用意されたばかりの1日目の菊。

 左の菊は音なしの部屋に置き、右は24時間音を流し続けた部屋に置きます。

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↑ 33日経過の菊です。菊だけではなく、ガラスの水にも明らかに違いが見られます。

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↑音が植物に与える効果の実験48日経過。*音源には、屋久島の自然音を取り入れたCDを使用 / 写真提供;サウンドヒーリング協会

結果、音を聞かせていない左側は、水が腐敗してバクテリアが繁殖し、枯れているのに対し、音を聞かせ続けた右側は水の濁りが少なく、新芽まで生えてきています。

凄~いでしょ~?!想像してみてください。この菊の花が貴方だとしたら、どちらの部屋で毎日を過ごしたいと思いますか?確かにハープにはアンチエイジング効果があると聞いたことがあります。

科学的視点からみると、生命体が好む音にはいくつかの共通した条件があるそうです。1つ目は音の中にある「f分の1ゆらぎ」という特殊な振動で、小川のせせらぎや木々のざわめきなど、自然音に多く見られるもので自律神経をリラックス状態の副交感神経優位に導く性質があります。2つ目は人間の耳が聞こえる2万ヘルツを越えた高周波が含まれることで、生命維持に深く関わる基幹脳や神経系を活性化し、ストレス性ホルモンを減少させて免疫を高める働きのある事が近年明らかになっています。そして3つ目には倍音(元の周波数に対し、整数倍の周波数を持つ音の成分)が豊かなことです。豊かな倍音で構成される音は、私たちの心身と共鳴しやすく、その微細な振動は、まるでマッサージのように細胞レベルで精神と肉体の両方をほぐしてくれます。ハープの音はこれら3つの条件を豊富に持っており、そして最も重要な弾く手の「心」がエッセンスとして加えられ、一緒になって「癒す力」を発揮しているのです(指先で直に弦を弾くことによって奏でられるハープは特に、演奏者の意思、精神状態がそのままに還元されやすい楽器です)。

最近、桃子のハープセラピストである友人が、ある施設で終末期の方の病室で演奏しました。患者さんが聞き始めると、発声と手が大きく動き、呼吸が穏やかになったそうです。居合わせた娘さんご夫婦もビックリで「昨日から呼びかけにも目も開けられない状況だったのに…。」と驚かれていたそうです。友人自身も「多くはそんな感動的なこともなく、患者さんが眠りについた時点でその場を静かに離れるけれど。でも時々、素晴らしいことも起こる感じで、ハープという楽器の音の持つ力は凄くあると思う。」と言ってました。 

実際、桃子自身もそれは感じます。ハープから放たれる波動のことですが、ハッキリ言うと、桃子にとってハープを演奏するということは睡魔との闘いです!!

これは桃子だけではありません。ハープ弦から奏でられた波動が部屋中に充満し眠気を誘うのです。肝心の演奏者でさえ演奏中に眠くなってしまい途中でガックッとハープを放しそうになることがあります。小さなお子さんは、教室でレッスン中に弾きながら寝てしまうこともあると、桃子の先生がおっしゃってました。セラピーの途中、患者さんより演奏者の方が先に癒されて寝てしまったら笑うに笑えないですよね~。でも桃子なら大いに“あるある”かも(汗)。桃子もだいたい練習の途中で、いつも耐えられなくなり「Nanny nap break!!」と言って、15分程仮眠しないと練習に繋がらないことが多々あります。時々そうなることを避ける為、小型のハープを持ってアパートの屋上で弾くこともありますよ。桃子のハープにはLEDライトが搭載されているので暗闇でも弾けるのです。カッコイイでしょ?!"屋根の上のバイオリン弾き" ならぬ "屋上のハーピスト" な~んてね!

今回のブログは、とてもアカデミックな部分があり、桃子だけでは皆さんにご説明出来ないところがたくさんありましたので、“ヒーリングハープCDブック / 著者;所れい / マキノ出版ムック”から参考にさせて頂きました。ありがとうございます。 

というわけで、病気、痛み、不安から解放され、やさしい旋律から安らぎを招くヒーリングハープ。「皆さん、ハープセラピーというものが、この世にあるのです。」とお伝えする事が出来て、桃子も嬉しいです。

では、またね!!Cheers!! 

♥♥ どれみふぁ音楽教室・京都 ♥♥

http://doremifa.jp/

 

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